とっても竜な気分 ♪野望の銀輪!

29年来の相棒チタンロード TiG Titania OZ-R011を駆る物好きの次なる野望は?!

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不死鳥計画 その2

「元通りに直りますか?」

メーカーからフレームのクラック修理についての見積もりと
こちらの問い合わせの回答が返ってきた。
(見積もりの詳細は非公開です。職人さんに失礼だから)
ちょっとスケベ根性出して「ヘッドチューブのO.S.化」を打診したが
それについては丁重にお断りの返事があった。
ま、ロウ付けのラグフレームならともかく
直付けのティグ溶接でチタンだもんな…面倒だよやっぱり(笑)

ティグのフレームはBBの部分が2重構造になっていて
チタンのチューブにアルミのスリーブを入れてそこにネジを切ってあるから
溶接修理の際にこのスリーブを打ち替える必要がある。
こういう構造だと…スリーブを作り直せば、あーんな規格、こーんな規格に…
などと妄想はさておき…
ほぼ当時の規格のままで直していく方針で進めていくことにする。
別件で相談中のことがあるので、その回答を待って月内には
メーカーに修理を依頼することにしよう。
修理の際の注意事項として
「スリーブ打ち替えの為にシェル幅が若干狭くなるのでシム調整よろしく」とのこと。
BBの調整シム…たしか持っていたような気がするが…
どこにあるのかさっぱり思い出せない…(20代の頃の話なので)
新規で調達しようにも…今どき使うのか??!! うーむ面倒だな作るか。

さ、方針は決まったものの
野望(OS化)が潰えたので、やっかい事がが増えてしまった…
650C、1インチコラムのフロントフォーク(笑)

追記:さらにヘッド周りがJIS規格であることが判明…

そうでなくても1インチ(ノーマルサイズ)のフォークって絶滅危惧種なのに
クロモリとかスチールならともかく、カーボン欲しいよなぁ…
あの良さを知ってしまうとなぁ…
出来たらストレートフォークがいいんだよなぁ…
700C/1”のカーボンフォークだって、良いストックができるまでに
10本近く中古を買い漁って、やっとそろえたのに…
まして650Cとかあるのか??!!
ま、一応ドイツあたりに聞いたことのないメーカーの奴があるようだけど
EASTONのEC90…ないかなぁ…

OSをノーマルに加工する冒険をすれば実現できそうだけど危ないよねw

もともとフレームに付属してきたフォーク。見た目が地味なベンドフォークでしたが

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状態確認のために上塗りをきれいに取り除いたら
当時としてはそれなりのカーボンフォークでした。
(脱いだら、以外にすごいんですw)

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コラムからショルダー、エンドがアルミで…
フォーク部はUDカーボンで成形されたチューブです。
黒のべた塗じゃセンスないので、ちょっとカッコよくしてあげよう。

手持ちにスレッド用のステムがあったよなぁ…(ごそごそ)

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ま、まずはこの辺で組んでしまうのもありかな。

ちょうどぴったりサイズのおそろいのシートポスト!
嫁に出すんじゃなかったな…大失敗。
26Φのハンドルも1本くらい残しておけばよかった。
探せばまた日東の105が出てきそうだけど…w

追記:嫁に出したのは完品の超美品で、どこにしまったか思い出せないけど
たしかそこまできれいじゃないけど使えるおそろいのポストがあったのを
思い出した。黒とシルバーとあったはず… どこしまい込んだ?苦笑


むふふ… 楽しいなぁ。

フリーハブが…

ちょっと野暮用があってスピナジーを久々にバラした。
(バラしたといってもタイヤとスプロケ外しただけなんだけど)
そうしたら予想外のものが目に…
スプロケがフリーに食いつき始めとるがな!
まだフリー交換してそこまで走ってないぞぅ。
(距離にして1000㎞弱)
シマノの純正ハブの方がもっと丈夫じゃない?

などと、ちょっと検索したら、出るわ出るわ…w
スピナジーだけじゃないのね…この悩みは。


ま、でもここの構造に関しては以前からちょっと疑問はもっていて
現状じゃ「こうなってもしかたないか」と思っていたのです。
普段仕事で触ってる古いポルシェのトランスミッションに似た構造の部分があって、そこを参考にフリーハブとスプロケットの関係を改善したら
ものすごくよくなりそうだな~と。

自転車のパーツは耐久性を犠牲にしても軽量化に向く傾向があると思うので
ハブに関してもそんなことが多少は影響していると思う。
他はいくらか知らないけど、スピナジーのフリーハブは¥1.4k¥14kもするので
(¥1400じゃ爆安…苦笑  正解は¥14000)
このペースで消耗されるのは非常に痛い。
社外品で部分的に強化された品物もあるようだが
ちょっとピントがずれているというか…「そうじゃないんだ感」を感じたりする。

思うにフリーハブとスプロケの嵌合部がプアすぎる。
いくら爪を強化しても、加減速で局部的に繰り返し叩かれるのだから
ああなって当然だと思う。

メンテナンス性は落ちてしまうだろうけど、もう少しタイトでいいのかなと思います。
今度交換するときに、フリーハブにWPCでもしてから組んでみるかな。

不死鳥計画。

我が家にやってくるなりバラバラにされ

隠していた傷をあらわにされた「OZ-R012S」。
路上復帰を目指して修理計画を立案しなければなりません!(きりっ)
じつはとても大事なことで、要は「動機」です。
「なぜ、これを直したいのか?」
ここをはっきりさせておかないと直す気力も湧きませんし
一番怖いのはスタートダッシュだけ決めたものの途中で「燃え尽きる」と
「なんかやらなきゃよかった」みたいなことになってしまうのです。

普段の仕事がこの繰り返しというか…
費用も労力もかけて「修理」するのですから、出来上がったときの「喜び」に
つながらないとすべてが「無駄」になってしまって誰も嬉しくない結果も。

最初にそこをはっきりさせて
いざ始めたら「うわ~こんなことに~~!」などと事件が起きても
それも楽しめたりするのです。
楽しめないだけならまだしも苦しくなっちゃうのは最悪です。

私の場合、当時は700Cでフレームサイズの合ったものが欲しかったので
その通りに製作しましたが…最近になって650Cで作っても面白かったかな?と
思うようになっていて、次にオーダーするときにはそうしようと思っていました。
だから同じメーカーでほぼ同じ時期に製作されたこのフレームがとても気になったのです。まさに「もし当時に650Cで作ったら?」の答えがあるかもしれないからです。
そうでなくても、そんな組み合わせが今頃になって実現するなんて奇跡的じゃないですか?w

 

「動機」は十分です。つぎにその「計画」ですが…

これはとても大事なので言わなければなりません…


こんなこともあろうかと!!

700Cのフレーム損傷に備えた修理案をすでに用意してあったのです。

それは「二十歳の時に作ったフレームで復帰する」と決めた時に
いつか来るであろう日に備えていたものでした。
ただ補修するだけでなく、補強、規格変更なども含めた内容で
具体的にどこに作業を依頼しようとかまで書き込んであったり…w
ただ唯一のフレームを維持するためのものでしたが
まさかこんな形で役立とうとは…ムフフ。
もうすでにあーんなことや、こーんなことしてやろうかと妄想し始めてますが
脱線しすぎないように、手順通りに進めていきたいと思います。

すでに前回「損傷具合の確認」は済ませました。
その様子を含めて、フレームを製作した「ティグ社」に修理の可否などを
問い合わせしています。

 

まず最初は「元通りに直りますか?」です。

直るといいなぁ~ そうすれば「700Cと650C」の乗り比べできるなぁ♪

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