3Tステムのチタンボルト折れ 簡単色違いづくり
物欲モードからのサンライズカラー状態の愛機。
ポジション直しの一環でサイズ違いのステムを買おうか悩んでいたら
近所のサイクリーで訳アリ品が安く出ていたのでGetしてきた。
「訳アリ」の理由はチタンボルトの折れ込みが残っているそうだからで
3Tのステムではかなりメジャーな話らしい。
サイクリーも折れ込んだまま売るなよ…と思いつつ
ちゃっちゃと折れ込みを取り除いて、軽くタップ切って修理完了。
で、いざ装着の段になって勘違いが発覚。
何で勘違いしてたんだろう…てっきり使用中が「90㎜」だと思い込んでいて
今回入手した「80」で「100㎜」「90㎜」「80㎜」とそろったと思っていたのが
実際は「90㎜」「80㎜(使用中)」「80㎜(今回入手)」だったというオチ(苦笑)
ま、このステムデザインも気に入っているのでストックで置いておくか!w
で、ダブった80㎜をリペアしているときに気づいたことがあって
横に入っている赤いラインがパーツクリーナーが染みたウェスで拭くと
あっさり消えてしまいそうなほど貧弱なペイント。
で、考え付いたのが「黒いやつ作っちゃえ」作戦。
他のロゴもあっさり消えちゃうので、マスキングしてからウェスでごしごし…
面白いように落ちて見事になんちゃってステルス仕様になった!
思いのほかうまくいって気分が良くなってきたので
早速交換開始~!!
先日自転車用にトルクレンチも手に入れたので、目をつぶっていても
しっかり締めこめるぜ~(あたりまえ)
で、完成したものの………んーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
思ったほどかっこよくないな…むしろサンライズカラーの方がいいな…
(ゆえに画像は撮ってない)
ってことで、また元通りに復元作業開始!!!!
「ぱきーん!!」
はい!チタンボルト折れました!
粘らないから折れる前の延びる感触がほとんどないのね…
これは予備ボルト持ってないとダメだな…
で、ネット上には3Tのステムの折れ込みを取る様子がたくさんアップされていて
みなさんわざわざエキストラクター買って「折れ込みとったど~」と
喜ばれたり、失敗して「新品買い直せばよかった」な人も…
工具屋さんはネットに感謝だね。もうけもうけ!
仕事柄、いろんな状況での折れ込みのリカバーは百戦錬磨なので経験則で言うと
たかだかM4の5Nm程度の折れ込みでしょ?
センター穴あけしてエキストラクターなんて使わなくても
センター穴あけする時に使うセンターポンチがあれば取れますので。
オートマチックセンターポンチがあればベリーナイス!
細いマイナスドライバーとハンマーでもいけるかな。
(画像は愛用のオートマチックセンターポンチとピックのストレート)
エキストラクターなんて、正面からしか攻められない時に出てくる工具で
裏から攻められる3Tのステムじゃ使わないし、絶対買わないな…(苦笑
「一回のみ使用」の中古をヤフオクとかで絶対買っちゃだめだよ?
エキストラクターは消耗品だし、最悪一発で終了もあるし
まして同条件の折れ込みを何度も外すことに向いてない工具だからねぇ…
工具屋さんが喜ぶだけ。
(取り除いた折れ込み部分の先端の画像。
もちろん折れ込みが喰いついた状態から取り除いてます。)
ま、そもそもチタンボルトの折れた原因を単に「オーバートルク」と
断定して、あまつさえ代替品に「ステンボルト」とか自爆テロ。(苦笑)
折れたら死んじゃうなと思うところにはふつーのボルト使ったほうが無難です。
ライフ管理やリスク管理ができる人がチタンボルトとか使うべきかと。
ん?「3Tのステムボルト折れ込み直します!」って小遣い稼ぎになるかな?ww
ま、本気で困っていたら相談には乗りますよ。