とっても竜な気分 ♪野望の銀輪!

29年来の相棒チタンロード TiG Titania OZ-R011を駆る物好きの次なる野望は?!

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成人式と言えば…

どうも、たうです。
このブログの一つのキーワードになっているのが
今週のお題でもある「二十歳」ということで書こうと思います。

成人式の思い出ってどんなものがあるでしょうか?
私の二十歳は自転車趣味に没頭していた時期でした。
浮ついていたとも言えますが…

高校時代からお付き合いのあった「当時の彼女」と
アパート借りて「同棲」し始めたのがこのあたりでした。
当時の私はレイダックをいじり倒してロードレースなどに出ていましたが
彼女の方は私とは全く関係ないころから地元の自転車店に出入りし
パナのオーダーフレームを持つ、女性ロード乗りだったのです。
(付き合った当初全然知らなかった)
彼女とはツーリングもしましたし、一緒にレースなどのイベントにも行きましたし
どこに行くにも結構自転車で足を延ばすことが多かったです。
今みたいなブームではありませんでしたから「変わり者」カップル扱いでしたが
ま、そういう趣味の価値観が似ている人と一緒に自転車乗るのは
それはそれで楽しいものでした。
ショップさんのマドンナを奪った大罪人扱いでもありましたし(笑)

同棲は19で始めたので成人式は当然一緒。写真も一緒。
(写真は現在、黒歴史として永久に封印)
成人祝いにと「Titania」をオーダーした時もいろんな話をしましたし
当時「こんなの誰が買うんだ?」扱いされたチタンボトルケージ
「Elite Titanium Flake」を納車記念に買ってくれたのもその彼女でした。
(私が欲しがっていたけどあまりに高額で”さすがにこんな贅沢なケージは”とあきらめてたのを知ってた)

二人で米軍の横田基地に基地祭を自転車で見に行ったとき
基地のフェンスにTitaniaとパナのオーダーロードを並べてワイヤーロックし
それでも不安だったのでフロントホイールを外してそのまま持って基地内へ入場
ホイールを椅子代わりにして演技飛行を見物したのを思い出します。
今だったら間違いなく自転車は盗まれているだろうし
基地内にサイジャでホイールだけ持って入るなんて出来ないと思います。
そういう平和な時代だったんです、当時は。

そういや、あの時「写真いいですか?」って言われて撮られた覚えが…
ま、きっと面白い絵面だったんだろう。
今ならSNSとかで手元にもらったりとか出来るのだろうけど…
ちょっと見てみたかったなぁ。

彼女とはCSSサイクルスポーツセンター)も良く行ったっけ。
レーパンで街中にいると、彼女がじろじろ見られてイラッとした思い出や
当時は女性向けの用品って本当に少なかったので
都内のショップオリジナルの女性向けレーパンをわざわざ試着しに出かけたりとか
今にして思えば、自転車趣味も絡めてかなり濃くて甘い生活してたなぁと(笑)

彼女のパナロードもいろいろいじり倒したなぁ…
7速のフルアルテグラ組みだったけど、8速STI仕様のアルテが出て
僕がすでにR011で74デュラのSTIだったから、Wレバーな彼女は
「ずるーい!」って言っていて…
で、流石にフルコンポ買ってはあげられなかったけどアルテグラ
デュアルコントロールレバー仕入れて来て組みました。
本当はエンド幅変更して、リアハブも変更してとか大変なんだけど
ちょっとした改造して7速で使えるデュアルコントロールレバー仕様に。
そのフレーム作ったお店の人も完成度には驚いてたっけ。

でも、当時は「こんなおもちゃ」扱いだったかな…
やっぱWレバーでしょ!って感じだったし。
そこまでしてやる?って感じもあったし…


ま、ともあれ…
そんな濃密な時間を自転車と共に過ごしていた二十歳の私。
結局その彼女とはその数年後にお別れすることになるんだけども…
一緒に自転車への熱も冷めてしまって
思い出のたくさん詰まったTitania R011 は
永い眠りに付くことになるのです。

もしこれが単に自分で買った自転車だったら…
たぶん自転車趣味そのものから離れていたかもしれません。
結果的に親父との思い出もたくさん詰まった大事なフレームだったおかげで
また自転車に乗りたいなって気持ちになって
戻ってこれたのかな…と。

 

そんなこともあって
私のとって「Titania R011」は特別な存在なのです。

 

 

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