とっても竜な気分 ♪野望の銀輪!

29年来の相棒チタンロード TiG Titania OZ-R011を駆る物好きの次なる野望は?!

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ペダルをスピードプレイからタイムに戻しました。【追記あり】

どうもたうです。

引きこもり自転車生活いかがお過ごしですか?

 

世はバーチャルライドの時代のようですが
私は脳内妄想だけでちっとも走っていません。
ま、乗る以外にもやっておかないといけないことがありますので
合間の時間を見つけていろいろ進めています。


すでに感づいた方もいると思いますが
3月21日にエントリーしてたブルべを走ってきたのです。

f:id:taudragonhappy:20200426212416j:plain



で、本来であればとーっくにレポート的な記事が上がっているはずですが
これもまた感の良い方ならお気づきのように…orz

結果の方はレポート記事を待つとして
今日はその時に気づいた不具合諸々を直してしまおうかと思います。

 

まずはペダルを御贔屓にしていた「ペロキャン」ことスピードプレイから
昔から我が道を行く「ウマが合えば名馬」のタイムに戻します。

試用期間を経て本格導入したのが4年ほど前のこと…

 

taudragonhappy.hatenablog.com

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最期までタイムと悩みつつも
真新しさとキャッチの良さと踏みのダイレクトさで選びました。
旧いタイムを知っている私には
新しいタイムの軽さと樹脂の踏み応えより
金属踏んでる感のあるペロキャンを選んだわけでしたが…

 けしてスピードプレイが嫌いになったわけじゃないのですが
まずは「メンテナンスめんどくさい!」ってのが理由の一つ。
他のメーカーがペダル本体に持たせていた機能の一部をクリートに移すことで
いろいろと恩恵をもたらすのが特徴のペロキャンですが
クリートがデリケートで調子を維持するには
マメなメンテナンスが必要になる(扱いが雑という言い方もできるが)

ロードレースなどと比べたらキャッチ&リリースの頻度が高い
通勤乗りやブルベなどでの消耗の速度がすごくて
クリートが減る!ってことならタイムも同じようなことが言えるのですが
キャッチ機構の一部をクリート内に持っているスピードプレイでは
一番大事なキャッチ機構も一緒に影響を受けてしまいます。
美味しい状態を保つにはどうしても維持費がかさみます。
コピー品も出回る様になりましたが導入しても思ったほどプラスにならない。
そしてもう一つの理由が「ヒザ痛の原因」に
スピードプレイが関係してると感じるに至ったのがとどめの理由です。

 

そもそも私が初めてビンディングに変えた時も
悩んだ末に、当時実績の出て来たデュラエースでも 王道のLOOKでもなく
TIMEをわざわざ選んだ理由も「ヒザ」にありました。
子供の時に左ひざに大きなけがをしたことがあり
それが原因でちょっとした拍子に痛みが出たり腫れたりを繰り返していました。
「過度な運動を控えれば問題なし」と育ってきましたが
歳を重ねて、体重も重ねてしまったことで膝のHPゲージの減りは早くなっています。

TIMEのペダルの特徴はキャッチ状態でつま先を中心にかかと側が
左右に動くことが可能なフローティング機構があることです。
今も昔も変わらずタイムのペダルの代名詞とも言える特徴です。


左右に動くだけならスピードプレイも同じことは可能なわけですが
タイムはひねられたクリートをセンター寄りに戻す力が働く
セルフセンタリング機構も持っていて、ふんわりとセンター位置へ
シューズを誘導するような動きをします。
これには大きな強制力はないので足への負担にはなりません。

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それに加えて新しいタイムには「iClick(アイクリック)」と呼ばれる
板状のスプリングの反りとてこの原理を応用してキャッチ機構を
アシストする仕組みがありクリートの脱着時に
スプリングをこじ開けるような力を大きく必要としません。
クリートをキャッチする爪は、ステップインの力が入ってくると自分からやってきて
ステップアウトの力が加わると爪自ら離れていくという動きをします。
てこの原理と板バネの仕組みを利用した単純ですが確実な仕組みです。

もしこれを読んでもピンとこない人は…
女の子の髪の毛をとめてる「ヘアクリップ」を思い出してください。
下がってくる前髪を止めたりするあれです!
弓なりになってるのを反対にひねるとぱか!って開く奴です。
構造はあれに似ています。

構造と動きが分かりやすい動画を見つけたので
追加しておきます。


TIME Xpresso/Iclic Technology


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タイムと比較するとスピードプレイではインアウト時に必要とする力が大きい上に

スピードプレイの好んでいる所のダイレクト感は
裏を返せば好まざるものもつたえやすいわけで

今回ブルベを走って、その考えがほぼ確信に変わりましたが

頻繁にインアウトを繰り返す使い方だと
蓄積する疲労に私のヒザがもたない。


良い状態を保つためのメンテナンスのデリケートさと維持費
今の使い方とヒザとの折り合いを考えた時に
踏み応えのダイレクトさと引き換えにヒザのライフを削るのはいかがなものか?

と、まぁそう考え、ちょうどスピードプレイのクリートの交換時期でもあったので
ここはひとつ「タイム」に戻ってしまいましょう!と。

ペダルのタイム戻しにあたりR012s 用に同じタイムのXpresso 1 を仕入れられたので
これで様子見ながら、答え合わせをしてみようかと思います。
ちなみにあまり知られていないようですが…
タイムはクリートを右と左を逆に取り付けることで
Qファクター調整が可能
です。

 Timeって会社はどうもアピールが下手というか…
真面目過ぎて商売下手というか…
そういう大事なアドバイスする自転車屋さん
減りましたよね!!


ついでに言うと…
タイムのペダルって踏面がそこそこあって平らなので
そのままフラペ代わりに使っても違和感さほどないのもメリットかな?
サドルちょっと調整すればいいだけですし。

最新のタイムはもっと大型化しているので増々ビンディング&フラットな
両刀使いがしやすそうです。
ま、あとこれは個人的な見解ではありますが
歴史ある会社の歴史あるモノではあるので
後発の商売上手などこかの製品とごっちゃにしたままにするのは
失礼な話だと思います。
長い物には巻かれろとは言いませんが
礼を欠いたままというのは違う気がします。

さて…
答えがはっきりしたら最新のやつにしちゃおう!!っと(笑)


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