【CHROME】あしもと だいじ。【歩けるビンディング】
どうも たうです。
また間が空いてますが…別に自粛してたわけではないですよ!
オリンピックのロードレース見ましたか??!!
あんな中継もう二度と日本じゃありませんよ!
他の自転車競技もすごく盛り上がりました!
オリンピック 男子ロードレースを来週に控えた週末
ふと思い立って「宮ケ瀬ダム」を目指してTitaniaで出発…
そして到着した「津久井湖」w。
頼むよ…Googlemapさんよ… <道間違えた
でも爪痕は残せたのでヨシ。
なんか「オリンピックコース走ってきました!!」感がありますが
実際にはミスコースでほとほと疲れ果て、本来の目的地をあきらめて敗走途中なんですけどね…ははは。
ま、思い出は残った。
で!
この道中にペダルが壊れるアクシデントがありまして
途中休憩して直したのですが
ペダル買い替えないとダメかなぁ…と思い始め
新しいタイムを買ってもいいかなと考えつつ
例えばSPDのような「歩けるビンディング」を導入してもいいのかなと
ちょっと考えていました。
ま、昨今シマノでもそうしたシューズのラインナップがあるので
(ダサいけど)そういうのも便利かな?と。
興味なかったので元々チェック入れていなかったのですが
以前、おしゃれなスニーカーにSPDが使えるようになっているものが
あったそうで…今はプレミアがついてるとか…
で、その現物を拝見する機会もあって俄然興味がふつふつと湧いて…
で、そのシューズが新しくなって再販される??!!!
となれば気になりますよねぇ?
価格も普通のビンディングシューズから比較したら半分くらいらしいので
発売したら試しに買って使ってみようかなぁ~とぼんやり思っていたのです。
そこにさらなるニュースが!
なんとそのシューズ「Panaracer」がソールを作るだと??!!
「Panaracerとのテクニカルコラボレーションにより、アウトソールラバーにおいて相反すると考えられてきた“グリップ力”と“耐摩耗性”を高次元で両立させた新商品シューズ」
グリップするのにライフも長いのはPanaracerのタイヤの特徴の一つでもあるので
素材と構造のノウハウは当然。それを靴底に??!!
これは面白いぞ…と興味爆上がりした矢先、私宛に一通のDMが!!
なんとそのシューズメーカー「CHROME」のご担当者様から直々に
「こんなシューズ作ったんですが良かったら試しに使ってみませんか?」というお誘いが!!< 実際はもっとご丁寧な内容ですw
おぃおぃChromeなんて「Google Chrome」と空目しちゃったじゃないか…
てかなんで? 俺は見張られてるのか? ほんとについさっき買おうかな?と思って
まだ誰にもそのことは言ってないんだぞ…え、エスパーか?!新手の特殊詐欺か?!
などと困惑しつつ、「ぜ、ぜ、ぜひ!!や、ややらせてくだ たぃっ!!」
(って位あわてて)お返事を返させていただきました。
これっていわゆる「案件」ってやつか?そうなのか?
こんな辺境奇妙で偏り切った片隅ブログに何の力があるというのだ?
疑問を感じつつ公式サイトをじっくりと拝見…
CHROME×Panaracer NEW FOOTWEAR | クローム・インダストリーズジャパン 公式オンラインストア
詳しくは公式サイトにおまかせするが…
いくつかデザインがある中「PRO」と入っているのがSPD対応モデル。
ご提供くださるモデルに関してはメーカー様が選定するとのことで
サイズだけをお伝えしてある。
頼む!!こんな辺境ブログでも中身を見てくれれば
きっとビンディングを欲していると伝わるはずだ!!
だがしかし!直近の記事がKLEINの
こんな!デカいペダル!!
こんなだし!!!!ギザギザだよ!!グランジの!!
Twitter の 名前も「スタンディングスティル練習中!」だったし!!
いかん!!いかんぞ!!
間違ったメッセージが伝わっているかもしれん!
だが、私の物欲を察知したあの能力なら
私の内なるメッセージも必ずや受け取っているはず…
そんなこと言える立場ではないと分かっているが
物欲には素直でありたい。いや素直であるべきだ!
だがその欲望に私は対価を払っていない。
その欲望に見合った対価を払って手に入れて
初めて物欲が成仏するのだと私は思っている。
でもやっぱり「PRO」を試してみたい♪ これが素直な気持ち。
そしてブツはやって来た…
おもむろに開封!!!
がおー!
そしてついにご対面!!!
どーーーーん!!!
KURSK AW ………(PRO)?
でした(笑)
てか 本当に来た!!!マジだ!!
詐欺じゃない!!!ステマでもない!!
シューレースがリフレクトになってる!
インソールにコラボの証が! なんか可愛いな…
Panaracer さん。
全部黒じゃなくて グラベルキングみたいに 「アメ」が必要じゃない?
って カラーバリエーションのウッドランドカモがアメじゃん!!
黒にもアメ欲しい!!!!(カラバリは3種類ある)
それっぽく撮ろうとしたが…
ロケーションもひどいしセンスもない…気持ちだけ分かって…
すごい無理したw
履き心地を確かめる為に
今日はこれを履いて奉公先に出勤を決める!
自転車向けなだけあって、シューレースもまとめられる。
ペダルへのおさまり具合は良すぎて最初戸惑った。
普通のスニーカーとの違いは
屈曲方向にはしなやかに曲がるが特徴の一つであるプレートのせいか
部分的に折れ曲がっている感じではなくて全体でしなってるような感じ。
上手く伝わるかな…
あとこれもプレートがあるおかげだろうけど
横方向のたわみが少なくて、ペダルの踏んでる感触が面で伝わってくる感じ。
あと、いつも靴を買う時に問題になるのが「甲高 甲広」。
特に左足は過去の怪我の影響で甲が出ているのでいつも悩む。
ニューバランスが比較的しっくりくるパターンだけど
シューレースをかなり緩めて調整するのが定石になってる。
それでもしっくりこない靴はゆるゆるで履くのだけど
このKURSK AW は元の形がそもそもしっくりきて
なおかつインソールが良い感じに柔らかく肉厚で
土踏まずのサポートがいい具合に盛り上がっているので
久々に「お!これ合ってる!」って感じた。
いやこれは久々に気持ち良く履けるクツに出会った。
これはお世辞抜き。
シューズを使うような運動が減って実用的な物ばかり履くようになったせいもあるけど
唯一こだわって買ってるビンディングシューズもフィット感には不満があって
BOAシステムのおかげででどうにか帳尻合わせてる感じだから
なんかこんな風に気持ち良く履けるクツを履いたのが久々なせいかも。
いや、なんか嬉しいなぁ。
これにあと2200円足したらSPD使えるんでしょ??!!
(KURSK AW が¥12100. PROは¥14300)
KURSK AW は浅めのデザインだからビンディングで求めるような
引き足の際のホールド感と言う点ではちょっと足りない感じだから
街乗りでカジュアルに乗りつつビンディング使う用途向きだと思うし
もう少しホールド感のありそうなSOUTH SIDE 3.0 PRO(¥15400) にしても
KURSK AWに3300円足したらSPDが使えるわけで
普通にこういうコンセプトのビンディングシューズ買うつもりで見たら
価格はけして高くない。いや高くしないで!このままで!!w
いやこれ真面目にブルベ向けにちょっと検討しよう。
KURSK AW を履いて一日仕事したけど
一番売りのパナソール!食いつき感もさることながら
動く中での床離れの良さと言うか剛性感と言うか
小気味良い感じで非常に良かった。
つま先はトゥークリップを意識してか強化されてる。
これに耐摩耗性が加わるということなのだけど
これは今後使ってみて分かってくる話なので様子見。
ただ、ああいうタイヤを作る会社がこだわって作ったなら当然期待できるやつ。
冒頭の「Panaracerとのテクニカルコラボレーションにより、アウトソールラバーにおいて相反すると考えられてきた“グリップ力”と“耐摩耗性”を高次元で両立させた新商品シューズ」ってのは伊達じゃないという話。
仕事柄、グリップというとクルマのタイヤの話になるのだけど
単純に素材がグリップするものだとグリップ力が上がる…なんて単純な話でなく
その素材を支える構造から生まれる「メカニカルグリップ」ということも
要素として考えないといけない。
素材と構造のバランスがグリップ力と耐久力を両立させるから
求めに応じてそれぞれの要素を変えて使っていく。「シューズ」という物の場合「耐久力」の目安ってどういう感じなのかすごく興味をひかれた。
クルマに置き換えると、予選で1周タイム出すタイヤとセッティングと 決勝で走り切るタイヤとセッティングの違いみたいなものがあるんだろうか…
畑違いの事を考えるのは面白い。ま、昔からのクセだからしかたない。
今回、こういった形で接する機会をくださった
「クローム インダストリーズジャパン 合同会社」様に感謝いたします。
今度は自前で「PRO」を買ってブルベに投入してみたいと思います。
でも、この記事がご担当者様の目に留まって、私の野望が届くことがあったなら
「社割」で売ってください。
って図々しく締めて終わります(笑)
マジでカジュアルなビンディングで悩んでるならお勧めします!
あと…
カラーバリエーションに女性向けも入れてみては?と思うのですけどね?
CHROMEさん!!
ではでは
と