とっても竜な気分 ♪ 野望の銀輪!

30年超の相棒チタンロード TiG Titania OZ-R011と愉快な仲間で目指す次なる野望は?!

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フリーハブが…

ちょっと野暮用があってスピナジーを久々にバラした。
(バラしたといってもタイヤとスプロケ外しただけなんだけど)
そうしたら予想外のものが目に…
スプロケがフリーに食いつき始めとるがな!
まだフリー交換してそこまで走ってないぞぅ。
(距離にして1000㎞弱)
シマノの純正ハブの方がもっと丈夫じゃない?

などと、ちょっと検索したら、出るわ出るわ…w
スピナジーだけじゃないのね…この悩みは。


ま、でもここの構造に関しては以前からちょっと疑問はもっていて
現状じゃ「こうなってもしかたないか」と思っていたのです。
普段仕事で触ってる古いポルシェのトランスミッションに似た構造の部分があって、そこを参考にフリーハブとスプロケットの関係を改善したら
ものすごくよくなりそうだな~と。

自転車のパーツは耐久性を犠牲にしても軽量化に向く傾向があると思うので
ハブに関してもそんなことが多少は影響していると思う。
他はいくらか知らないけど、スピナジーのフリーハブは¥1.4k¥14kもするので
(¥1400じゃ爆安…苦笑  正解は¥14000)
このペースで消耗されるのは非常に痛い。
社外品で部分的に強化された品物もあるようだが
ちょっとピントがずれているというか…「そうじゃないんだ感」を感じたりする。

思うにフリーハブとスプロケの嵌合部がプアすぎる。
いくら爪を強化しても、加減速で局部的に繰り返し叩かれるのだから
ああなって当然だと思う。

メンテナンス性は落ちてしまうだろうけど、もう少しタイトでいいのかなと思います。
今度交換するときに、フリーハブにWPCでもしてから組んでみるかな。

不死鳥計画。

我が家にやってくるなりバラバラにされ

隠していた傷をあらわにされた「OZ-R012S」。
路上復帰を目指して修理計画を立案しなければなりません!(きりっ)
じつはとても大事なことで、要は「動機」です。
「なぜ、これを直したいのか?」
ここをはっきりさせておかないと直す気力も湧きませんし
一番怖いのはスタートダッシュだけ決めたものの途中で「燃え尽きる」と
「なんかやらなきゃよかった」みたいなことになってしまうのです。

普段の仕事がこの繰り返しというか…
費用も労力もかけて「修理」するのですから、出来上がったときの「喜び」に
つながらないとすべてが「無駄」になってしまって誰も嬉しくない結果も。

最初にそこをはっきりさせて
いざ始めたら「うわ~こんなことに~~!」などと事件が起きても
それも楽しめたりするのです。
楽しめないだけならまだしも苦しくなっちゃうのは最悪です。

私の場合、当時は700Cでフレームサイズの合ったものが欲しかったので
その通りに製作しましたが…最近になって650Cで作っても面白かったかな?と
思うようになっていて、次にオーダーするときにはそうしようと思っていました。
だから同じメーカーでほぼ同じ時期に製作されたこのフレームがとても気になったのです。まさに「もし当時に650Cで作ったら?」の答えがあるかもしれないからです。
そうでなくても、そんな組み合わせが今頃になって実現するなんて奇跡的じゃないですか?w

 

「動機」は十分です。つぎにその「計画」ですが…

これはとても大事なので言わなければなりません…


こんなこともあろうかと!!

700Cのフレーム損傷に備えた修理案をすでに用意してあったのです。

それは「二十歳の時に作ったフレームで復帰する」と決めた時に
いつか来るであろう日に備えていたものでした。
ただ補修するだけでなく、補強、規格変更なども含めた内容で
具体的にどこに作業を依頼しようとかまで書き込んであったり…w
ただ唯一のフレームを維持するためのものでしたが
まさかこんな形で役立とうとは…ムフフ。
もうすでにあーんなことや、こーんなことしてやろうかと妄想し始めてますが
脱線しすぎないように、手順通りに進めていきたいと思います。

すでに前回「損傷具合の確認」は済ませました。
その様子を含めて、フレームを製作した「ティグ社」に修理の可否などを
問い合わせしています。

 

まず最初は「元通りに直りますか?」です。

直るといいなぁ~ そうすれば「700Cと650C」の乗り比べできるなぁ♪

さてさて ふむ~♪

題名でピンと来た人は昭和生まれ(笑)

考えるのが楽しいおもちゃを手に入れてしまったので
思わず徹夜でフレーム採寸、図面の修正とかやってしまって
すっかり寝不足です(苦笑)
そのぶん完成度は高くなりました。

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こちらが1993年製「OZ-R011」。
700Cで490㎜(C-T)

 

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こちらが今回お迎えした「OZ-R012S」。
1995年製? 26インチロードって懐かしい感じの響き…

数値については一部推定値なところもあるので参考程度に。
図面残ってるといいんだけどなぁ…。

ちなみに700Cのフレームを製作したときの図面はFaxでもらっただけで
当時浮かれポンチだった私はきちんと図面をもらわなかったのです…大失態。
もちろんフレーム製作した際の資料はまとめていたのですが
「感熱紙」に書かれたフレームの寸法図は長い月日で判読不能になってしまい…
数年前にティグ社様に別件でご相談させていただいた際に探して頂いたのだけど
残念ながらすでに廃棄されてしまったようで…(あたりまえか)
フレームには番号が打刻されているのだけど、これが図面番号でもあるみたい。
ちなみに700Cは「R254」。650Cは「R548」と打刻がある。
打刻位置がそれぞれ「BBハンガー下」と「リアエンド内側」とバラバラなあたりに
ハンドメイドな息吹を感じます。

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