とっても竜な気分 ♪野望の銀輪!

29年来の相棒チタンロード TiG Titania OZ-R011を駆る物好きの次なる野望は?!

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ にほんブログ村 自転車ブログ チタンフレームへ

BRM318 横浜湘南200(やや修正)

どうも たうです。

この時期自転車業界は繁忙期真っ只中。
そんな中にしっかりとお休みを頂戴して行って参りしました
いつものブルベ」です。もう6年目です…

これまでは「都筑200」という名称でしたが
今回からは「横浜湘南200」と名称変更して分かりやすく(笑)
ルートも少しだけ変わって三浦半島の「剱埼灯台(つるぎさきとうだい)」を見物して
例の風車の宮川公園まで行かずに北上する感じになりました。

ルートが変更になったこともあったのでキューシートなどは一先ず確認して…
ま、さほど大きくも変わらなかったので剱埼灯台に向かうポイントと北上を始めるルートに入るポイントさえ間違えなければ大丈夫かなぁ~と
で、今回はスマホでルートと現在地を確認しつつ
うろ覚えなところはキューシートなどと確認しながら行けばいいかな~なんて
まぁまぁ適当な準備をしておったわけです。

ところが開催日が近づくに連れて天気予報は下り坂に…
さらにTitaniaもメカニカルトラブルがあったりと
今を思えばこの時点でやめておいても良かったのかもしれません。
ですが丁稚先の店長の「ブルベ行かないならお店出てくださいよ~」の言葉に
背中を押されて出走を決めたわけですが…

当日は予想通り「」。しかも気温が低い
予報では午後には雨も上がる…らしい
悪い予報は的中しても良い方は当たらないのが今の天気予報。
そしてそれは現実のものとなるわけだが…(寒いまんま夜まで降り続いた)

 

一日雨なのは覚悟して…
レインスーツの下は真冬の組み合わせにもう一枚薄いレイヤー加えて
万が一暑い時は細かく組み合わせを変えられるようにした。
結果的には凍えきって動けなくなるようなことは無かったので正解。
レインスーツは残念ながら後半耐えきれず浸水してた。
それでも冷え切らなかったのは優秀なウェアのお陰様。

自転車の方はハードレインということもあってフェンダー付けたかったのだけど
リアフェンダーが直前で折れて破損。フロントは大型化したツール缶が当たってしまい
取り付けできないという事態に…orz
ま、サドルバッグあるし…前はツール缶がフェンダー代わりになってくれるし
ま、いいか~(とこの時は思った)

だがしかし…甘かった。
海辺のルートが砂混じりの雨水たっぷりで「砂金取れるんじゃない?」って位
砂を巻き上げて体も車体も砂まみれ…ジャリジャリですわ。
まじでフェンダーは必須。これも反省点…

 

スタートして最初に向かうのは「港の見える丘公園」。
すっかり覚えたルートを「雨じゃなきゃな~」と思いながら走る。
出走者が少なかったので単独走行になるかなと思いきや
なんか妙にペースの合う方と付かず離れずでご一緒するカタチになってしまい
どうして良いか分からず無言なままもどうかと思ったので
少しお話してみたりした。
どうもこういう時上手にコミュニケーション取れなくて
お顔とかお名前とか自転車とか覚えたりが全然出来ないので
次にお会いした時にご挨拶したりが出来ず、いわゆる「ブルベ友達」みたいな
そういうお知り合いがほとんどいない(苦笑)
私がブルベを始めたきっかけになった方はブルベでご一緒することもなく今はブルベは走られていないし
Twitterつながりで分かる方はいるけど、じつはご尊顔の記憶は自信がなくて自転車で判別していたりするし
スタッフの方のお顔も、朝遅刻したりN2BRMでお顔合わせる機会が少なかったり
ずっとDNS、DNFって感じで去年やっとこさ認定頂けた程度の奴なので…。
今回そうした対人関連でやっちまったなーと思っているのは

○初参加以来お世話になっている(と私が勝手に思ってる)AJ神奈川スタッフのSさんにご挨拶したかったのに、出走受付していた方が(どうやら)その方だと気づかず機会を逃した。

○序盤でほぼご一緒していた「ポンコツ」キャップを被られていた方のお名前を聞きそびれた。

○中盤ご一緒していて私の「もう江ノ島で電車乗って帰りたい」なんて愚痴を「そう言わず頑張りましょうよ~」って励ましてくれたガタイの良い感じの方で、一旦はぐれたものの平塚あたりで再合流した際に私を見つけて大きく手を振りながらコース復帰していったのだけどろくに自己紹介もご挨拶も出来ないまま そして記憶も曖昧。

 

こんなところが今回の心残り。
もし気づかれた方がいましたら…優しく声かけてくださると嬉しいです。

で、まだまだ序盤の余裕があった時にその「ポンコツキャップ」氏に
ずっと走っていて疑問だったことを聞いてみました。
右左折がある信号待ちしてる際
私はとくに色々考えずそのまま車道で信号待ちしていたのですが
横断歩道を使ってショートカットすることについての見解を聞いてみた

乗ったまま行ってしまうのはGuilty
降りて歩けば歩行者だからNot Guilty

聞いてしまえばなんてこと無い話なのだろうけど
ちゃんと「有識者」から聞いたことがなかったので勉強になった!
上手に使って貯金増やせるようにはなりたい。

 

そんなこんなで最初の目的地「港の見える丘公園」に到着。


ここはフォトチェック。この動物はなに?って微妙だがクマらしいw

フォトチェックの為に防水ホルダーに入っていたスマホを取り出し…
雨がひどくてタッチパネルはまともに動いてくれないし
取り出したせいでホルダー内にも水が…
そして雨模様のせいでかろうじて「港の見える?丘公園」


まぁまだこのあたりの時は余裕もありました。
でもこれを境に次々に問題が…


これなんだかわかります?
内部に入り込んだ水滴のせいでルート表示を差し置いて勝手に起動したカメラアプリが写した地面…
この後も次々にアプリが多重起動し、それを直すために度々止まってアプリを強制終了する始末
それでもまだ動いているうちは良かった…ルートも覚えてたし…
ただ「海沿い」は雨の日走るもんじゃないですね。

PC1「ミニストップ横須賀東浦賀店」には9時25分あたりに到着。
貯金は40分少々位?前半のんびり走りすぎた。一先ず水だけ補給して早々に再スタート。

次に目指すはフォトチェックの「剱埼灯台(つるぎざきとうだい)」
今まで行っていた風車の宮川公園まで行かずに三浦半島を北上することになります。そのはず…

だが頼りの地図が水滴による誤作動で走りながら確認できず
カンピューターを頼りに走って見事に剱埼灯台への分岐を見落としてスルー
宮川公園の手前で気づいて無駄に4キロほど戻ることに
ありがたいことに上り坂もしっかり。
戻り道で序盤ご一緒だった「ポンコツキャップ」さんとスライド
笑いながら「ミスコースしちゃいました~」とお伝えしましたが
心で泣いてましたよ…

灯台への道は雨模様も手伝って不安感しか感じない細い道が続いていて
スマホで確認したくても水滴のせいでタッチパネルがまともに反応しない。
スマホを頼ったのが今回の2つ目の反省点。
そしてどうにか2つ目のフォトチェックもクリア。


「剱埼灯台(つるぎざきとうだい)」

もうすでにカードが濡れ始めてますね…
この時はまだ良かったんです。


写真撮る余裕もまだあったんです(笑)
いい天気だったら良かったのに…

まだこんなとこなんだよ…先は長い。
そしてこのコース最大の難関「鎌倉・江ノ島」が待ち構えている。
「電車一本、1時間半で帰宅できる」という誘惑が(笑)

今回は雨だから凍えてたら間違いなく帰ってたと思うけど
防風系インナーとかを組み合わせた多重レイヤーで体だけは濡らさず冷やさずに気を使ってきたので、動いている限りは全く問題ない。
そしてサドルバッグの中には帰宅時のための着替えも入っているからもしもの時も安全万全でメンタルケアもバッチリ(笑)備えがあるって安心!

そのおかげか毎度「帰ろうかな~」メンタルになる江ノ島あたりをあっさりとクリア!
ただ海沿いの道が絶えず水を含んだ砂を巻き上げ続けているせいでチェーン周りもジャリジャリし始めたのが気になって気になって…ホント泥除け必要だった。
変速レバーにも細かい砂が入り込んだらしくてタッチが渋い感じだし…

この海沿いのルートは晴れてても苦手…
だって左はずっと海で、潮風で喉痛くなってくるし…
夏どこへいく?って言われたら海より山!って答えるし(笑)
でもここが終われば秦野の山をクリアして帰るだけ!
最後に中原街道があるけど!中原街道があるけどね!!
中原街道のあの部分を作ったやつをこの相模湾に流してやりたい
そんな不毛な妄想をしながら苦手な海沿いを無事クリアして
まぁ分かりやすく言うと「湘南平」あたりからどんどん山の方へ向かう。

と、ここで山が本格化する手前にある以前にも休憩したことがある商店前で
軽く雨宿りしながら身支度などを整え直しつつルートの確認などもしたかったので小休止。

この時点で起きていたことを整理すると
○レインスーツは完全に濡れてて動いてないと寒い。体は腕、脚あたりはやや濡れ。
○フレームバッグが浸水してバッグ内で水が溜まってしまい
 モバイルバッテリー、充電ケーブル、キューシート、ブルベカード他 水没
○充電コネクターが浸水して充電不可
スマホホルダー内に入った水滴のせいで誤作動した結果バッテリーを激しく消耗し
動作が不安定
○雨だったので財布から免許証、保険証などを移し替えて出走。その際に現金やクレカなどを入れ忘れる。スマホのキャッシュレス決済とメダル用に別途入れた千円札一枚だけしか持ってない。

こんな状況。
まずはスマホの電源をどうにかすべく水気を拭いたりしてみたが
どうしてもスマホ本体の安全機能が働いてしまい回復しない
モバイルバッテリーはUSBポートが一つだけ無事みたいなので
スマホさえ受け入れてくれればなんとかなりそうなんだけど…
みるみる減っていくバッテリー残量
一先ず何か甘いものでも飲んで落ち着こうと
キャッシュレス決済で買おうとしたら、なんかアプリ入れないとダメらしい
意味分からねーよコカ・コーラ!!
そんな余裕は当然無いので唯一持っていた千円札を自販機へ投入!!

 

・・・・・・・・・・・・?

え?あれ?

・・・・・・・・・・・・??!!

 

うわ!飲み込みやがった!!マジか!!!!
こんな時になんてことしてくれるんだ!!!


もうこの一瞬でいろんなことを一気に多重思考しましたよ…
スマホ死亡寸前、現金なし、補給無し、これから山登る、PCでレシート入手不可
正直バテバテ、もうすぐ日が暮れる、だいぶ寒い、雨ちっとも止まない

バッテリー残量あとわずか…
現在地確認して、DNF連絡入れて、帰りのルート検索して大まかなルートが表示されたところでバッテリー切れ。終わった…詰んだ…
一先ず、行方不明者扱いにはならないはず。
スマホが回復しない限り一切補給できない状態で約50km自走で帰ることになった。
ロードサービス使って回送も考えたが…そもそもスマホで呼べないw
ついでにいうと…入れたはずの輪行袋も見当たらない。

プチ遭難やね!www

そんなわけで今回はあえなくDNF
まさかこんなことでDNFになるとは…自分の不徳の致すところ

 

 

DNF決めてからの道中が本当にしんどかった…
ぜんぜん脚回らないし、さむいし、ひもじいし…
帰宅してお風呂入って適当に食べて速攻寝た。というか意識とんだ。
トータルで180km走ってるので何かリカバリーの方法が見つけられれば
走りきれていたかもだけど…これも経験値なんだろうなぁ。
木の根とかかじったり、蛇を捕まえたりしたほうが良かったか?
装備品にスイスアーミナイフとかあったほうが良いか?

事前準備を手抜き過ぎたのが敗因だろう…
雨に対する準備も手抜かり多かったし。
GPSスマホダメゼッタイ。少なくともメインにしちゃダメ。

得るものがたくさんあったブルベでしたが
失ったものがずいぶんあるなぁ…
モバイルバッテリーとお高い充電ケーブル一本はご臨終
スマホ本体は一時買い直し?!かと思われましたが奇跡の復活でセーフ
走行中にトンネルの中で落として危ないから回収をあきらめたクリートカバー
雨の中じゃ使えないとわかったスマホホルダーはお蔵入りだし。やれやれ…

 

こんな調子で1週明けた4/1に300kmにエントリーしてしまった!
大丈夫なのか?!不安しかない…

 

 

にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ にほんブログ村 自転車ブログ チタンフレームへ