とっても竜な気分 ♪野望の銀輪!

29年来の相棒チタンロード TiG Titania OZ-R011を駆る物好きの次なる野望は?!

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さようなら74デュラ。こんにちは!〇〇〇!!

どうも たう です。

最近はちょっとしたことをすぐ「つぶやいて」しまうせいで
ブログネタを減らしてしまう…
逆に言うとブログネタにできる大き目のネタが全然ないとも言えなくもない。
久々に書いて思わず4300字も書いてしまったので
覚悟してお付き合いくださいm(__)m

KLEINは全然手を付けられていない。
「不死鳥計画2」もフレームのクラックを直すのに下ごしらえしなきゃなんだけど全然できてないし…
ブルべも、ものの見事にやらかして次に走るのどうしようって感じで
でもその前に自転車の整備士の試験がもう一か月切ってるし
遊んでる場合かよ!!ってな具合。やること大杉問題。
ま、基本道楽をやってそれをつらつらと気ままに書いているブログであるからし
間が空いてしまうこととかをあまり気に病まない方が良いのかもしれない。
でものんびりでごめんなさいね。

 

さて、そんな気ままに楽しんでいる”自転車道楽”ですが
私が思っていたよりも早く「運命の日」がやってきてしまったようです。

私のTitania OZ-R011は30年前に作った当時の構成を基本に現代風にアレンジを加えています。
なので今はフレームとコンポーネントは製作当時のまま、それ以外のパーツが現代風にアレンジされて構成されています。
メインコンポの74デュラエースもパッと見はそのままですが目立たない魔改造を受けて物理的な限界ギリギリまで許容するように調教されています。
もちろんそういう使い方をすればしわ寄せがくるわけで…
少し前にRDが限界を迎えていました。

もう3年近く前ですね…
この時にした延命処置はどうにか今年の春先までは耐えてくれたようです。
が、所詮は延命処置でしたから「次は交換。」と決めていました。

で、いつもならオークションをあちこち探したりし始めるのですが
もう一つ決めていたことがありました。それは…「74デュラ退役」。

74デュラエースを維持するためにまぁまぁお金を使ってきました。
いくらかなんて野暮なことは言いませんが、手元にあるストックパーツで維持できなくなったらほかのコンポーネントに乗り換える機会にしようと決めてました。

ま、もうちょっと先だと思っていたのですけど…


次期コンポ候補ですが
ま、もともとデュラ付いてたんだから紐引きデュラ…と考えても不自然ではないですが
もうロードレースしているわけでもありませんし、そもそも…機械式もうありません。
そして黒い。
なぜ黒い?
じつはコンポを現代化しなかった最大の理由が「黒いから」だったのですよ。
しかも最新コンポは「電動化」までしてしまい、ロード向けコンポにはほしいと思えるものがなくなってしまった…
電動ディレーラー自体には興味はありますが正直「Di2」には心動きません。
同じ予算かけるなら「eTap」買いますわ…

シルバーでもない機械式でもない…どないせーっちゅうねん!
そんな中、あらたに登場した「GRX」に昔ながらのシルバーコンポが!!!
でも限定?しかも単体売りなし?期待だけさせてこれかよ…

一応「そんなこともあろうかと」105の機械式コンポ一式は手元に用意あるけれど
消去法でしかたなくこのフレームに使うような「妥協」なんてしたくなくて
今後あのフレームをどう料理するか、それに合う素材を選びたいなと。

今のTitaniaは主にロングライドが中心。
いずれはディスクブレーキ化もしてみたいと思っているし
もう少し荷物を積んだりもしてソロキャンとかも行ってみたいし
今のギア比がものすごくしっくり来ているのでこれを基本にマルチにカバーできるような選択が出来ると用途に幅が生まれるな~と。

そういう感じでフレームをディスク対応に改造するタイミングでコンポの載せ替えを~と当初思っていた所、先に74デュラのRDが逝ってしまわれたわけだ。
なので一先ずリムブレーキでも運用可能な形で後々ディスク化にも対応できるようなものを選ぶ必要がある。

そんな都合よく…出来そうなコンポが「GRX」。
ブレーキが油圧ディスク前提だけどレバーがロード系11sSTIと互換があるので
手持ちのR7000のSTIを使えば機械式リムブレーキが使えて、ゆくゆくはGRXのレバーにすれば油圧ディスクで運用できる。
しかもフロントシングルも選択でき、リアスプロケットは最小11T 最大42T。魔改造して46Tまで実現可能!!
「限定」はされてるけど往年のアルミなシルバーコンポもある。
11sだけじゃなくて10sの選択肢もある。
互換性もかなり高くて、もう機械式旧フレームの救世主的懐の広さ。
おおむねアルテグラグレードという位置づけで価格設定も絶妙。
そんなわけで次期採用コンポはGRX君に決めた!!
(シルバーは限定だけどな)<結構根に持ってる

一先ずSTIレバー、ブレーキキャリパーは手持ちのR7000を使って
クランクセット、BB、チェーン、スプロケ、RD を用意せねば…
今のギア比がちょうど良いのでほぼ同じレンジをカバーできる組み合わせでパーツ選定する必要がある。

ちなみに今のギア比は

 

中でも一番実働してるのは4.08~1.65あたり
4.82はケイデンス減らして速度維持するか下りの時に少し使う位だし
1.46、1.27あたりは登りでしか使わないし「あともう一枚下に欲しい」ギリギリなので増えたらうれしいなぁ~って感じ。
GRXのRDはかなり許容が広いのでいろんなバリエーションが考えられる。
フロントシングルでも十分好みのレンジはカバー出来そうだし
FD省略できるメリットは大いにあるので一番理想的な組み合わせを考えてみた。

まずスプロケットだけど…これもまあいろいろ使えたりして悩ましいところだけど
出来るだけギアのつながりに差がない組み合わせだとCS-M8000の11-40が一番いい感じそう。
隣同士のギアに差がありすぎると変速したときに急にケイデンスが変わって足を殺しに来るムーブをかましてくれるので注意。以前34Tのスプロケで足を狩られ実質7sでミウライチしたあの悪夢は忘れないw

スプロケが決まればあとはチェンリング。
どちらも軽い方に幅が生まれてもう上り怖くない。
ただ重い方が無くなってしまうと高速巡行時にケイデンスが上がるのでヒザがやばい。
なので上を確保しつつ、下あと一枚をカバー出来そうなフロント42Tにするのが良案かな。

ここまで決まってしまえばあとはパーツを手配するだけ!
丁稚先の社割も含めて検討した結果、密林にて発注。
本当はお休みの日にゆっくりと組み換え作業して
画像を撮りつつのんびり組み上げたかったのだけど…
あれこれ忙しい合間に隙を見て作業する感じになってしまい
作業の画像はあまり残してない… もったいない…

 

レバー組んだり…(未だに位置が決まらなくて悩んでる)

 

クランクが見つからないので先に来たパーツを組んだり

 

我慢できずに一先ずFC-7410のまま試運転したり…
(インナーがストロングライトの11s対応38T だったので一先ず試走)

 

チェンリングボルト…普通に白にすればよかった…美しくない。

 

フロントは42T。
実質アウター×ローの組み合わせなんだけど…
「クロスラインはトラブりやすいから使わないでね♪」って自転車屋さんでも説明してるのにこの場合はいいのか?(笑)
GRXの場合そのあたりのところはシングル用のチェンリングの歯の形状と
MTB用のスプロケを使うことで許容しているのだと思う。

 

基本的な構成は概ねできた。
やはり黒コンポはいまいち…
レバー位置がまだしっくりこないのでバーテープ巻いてないから余計にイマイチ感がある。
FDが無くなった分この状態で8.5㎏になった。
ボトルケージもなんも付いてないしねw

一先ず乗ってみた感想は
BBまわりがホローテック2になったことで剛性感が出たのと
ちゃんと測ってないけど前よりQファクター少し広くなってる?
チェンラインの事ばかり気にしててチェックしてなかった…苦笑
じつは所有車初のホローテック2。ホローテックDT卒業おめ!w

踏み込み時の様子を見てるとフレームのウィップはあるので
感じてる剛性感はクランク周り全体のそれなんだろうなぁ。
Qファクターは元々ペダル軸で調整して外に出していてもうちょっと外に欲しいなと思っていたので、広く感じるのが勘違いでなければむしろ歓迎。
どのくらい違いがあるのかデータ上で検証しようとおもったが…
74デュラの方のそんな数値どこにあったっけ?って感じでそのうち実測しますw

フロントシングルはアウターのみ付いてるクランクって感じなので
リアがロー側にいくほどチェンラインがきつくなる。
なのでチェーンがなじむまではそれなりに音鳴りもあったので「ナラシ」が必要。
新品組んでいきなりバッチリピッタリ!って方が気味悪い。
最初は多めにウェット系チェーンオイルで少し回してあげて
こまめに洗浄してあげた方が良さそう。
11sのチェーンは8sみたいにラフにジャブジャブ洗ったりできないらしいから気を付けないと…(たぶんいつかやらかしそう)

ギア比の設定は思った通り!
8s時代の一番使ってたレンジに軽い側の選択肢が増えた印象
そしてそれが右レバー一つだけで選べる!!ビバ!11s!!
フロントダブルなら選択肢はもっと増えるのは分かっているのだけど
少ないギアで気合で踏め!みたいな時代の人間なので選択肢が多いと悩むし
ケイデンス上げろ!」って言われたら「いやヒザが…」答えるよw

ギアの選択肢を増やしたくなったらフロントダブルにすれば解決。
アップデートするのにもさほど予算使わなくて済む

ブレーキは一先ず入ってるBR-R7000。キャリパー自体の違いは感じるけど
新しい時代のコンポに共通する「軽く動く」感覚になれないせいか…
正直タッチはあまり好きではない。これは好みの問題だな…
そのうちブレーキシューはSWISS STOPに変える。


全体としては十分満足。さらなるアプデの楽しみもできた。
なのでホントこれだけが悔やまれて仕方がない

」じゃなければもっとね…(遠い目)

 

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