とっても竜な気分 ♪ 野望の銀輪!

30年超の相棒チタンロード TiG Titania OZ-R011と愉快な仲間で目指す次なる野望は?!

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自転車の寸法調整うんぬん

単なる備忘録です。

ステムの高さ調整に伴う突き出し量の変化… なんていう書き方すると賢そうですが

ま、要は斜めに上がったり下がったりすれば、当然突き出し量が前後に動くわけで

それが大体どのくらいかってことが数字で分かっていれば、こっから先はステム交換必要

とか、なんとなく見えてくるから妥協点も見つけやすいし、無駄な作業しなくて済みます。

 

私のフレームはヘッドの角度が72.15度と「おおむね72度」なので

その角度で上下した場合の数値がおおむね分かれば

「まーこんなもんか」という調整ができるわけです。

 

「10mmで3.1mm弱」前後しますので、30mm以上高さを変えたら

ステムの長さを変えないと、遠くなったり近くなったりするよ~てな感じです。

 

ま、普通に三角関数とかで計算すればいい話ですし

数字をあれこれするのはあまり好きではないので

私の場合はCADでざっくりした図を描いて、視覚的に「こんな感じかぁ?」てな

具合でやっています。ま、その方が性に合ってるというか…

たぶんこれは仕事の上でのクセみたいなもんです。

 

自転車にはいろんなパーツがあって

あっちこっちサイズを決める必要なものがたくさんあって

しかもそのほとんどが人間の体にまつわるところなので

めんどくさいといえば面倒なんですが

考え方を変えてしまえばさほど悩まなくてもいいかと思ってます。

なにせ、日々変化していて落ち着かない「体」に合わせるんですから

ここがそうだ! なんて数字はないに等しい。

振り幅が大きいから、それに対応できる調整範囲で、その都度対応するしかない。

 

なんだかすごく細かい計算式や数値出してミリ単位で~なんてのも否定しませんが

結局ものすごいアバウトな目安の数字を出せるって話で

振り幅に関しては「人間の感覚」頼りが結論になってしまいます。

あっちがいてーとかこっちが苦しいとか…。

 

出先でそういうことに対応できるように

各部の調整がどのようにどれだけ動くのかということはしっかり把握しておいて

状況に応じて調整して対応できれば、計算で出てきた数字など気にしない方が

幸せってもんだと思います。

 

何事もどこに重きを置くかってことが大事。

それが分かった上で「バカ」やってもいいんです。

「どっちが大事?」って考えて大事な方を優先すればいいのです。

他人に迷惑にならない範囲で!

 

 

あれだけ集めにくい癖のあるチタンボトルケージを集めておきながら

結局実用にミノウラのデュラケージ(チタン)を格安で買ってしまうあたり

僕もダメでおバカな人だという自覚は持っています。

 

よくできてるよね、ミノウラのデュラケージw 

丈夫で軽くてお安いもんね♪ デザインも手堅いし。

 

エリートのボトルケージ (Elite Titanium Flake)

新年の最初にこんなものを入手しました。

f:id:taudragonhappy:20170108204300j:plain Elite Titanium Flake  BottleCage

エリートが90年代に当時最軽量をうたって発売したチタン製のボトルケージです。
そのNOS(New Old Stock)を運よく手に入れることができました。


今ならキングのケージが有名ですが

エリートのチタニウムフレークも重量はキングとほぼ一緒の29gですが

キングがチタンの中空パイプを使っているのに対して

エリートは3mmのチタン棒を加工して作られている点が違います。

なのでこのスマートなシルエットが実現しています。

軽さと見た目にこだわり追求した結果として…
使用の注意にこのようなことが書かれています。

「このケージの最大重量は500gまでね♪(てへぺろ)」

 

使っている素材の線径が細いせいで、保持力が少々弱く

相性の悪いボトルだと飛んでっちゃうことがあったのです。

その点は、少し手を加えてあげれば実用できる範囲ではあったのですが

このことと、その割に当時としては高価な価格が災いして

市場からは彗星のように消えてしまった悲しい歴史のある

こだわりの逸品なのですw

 

もちろん、まさにこの時にチタンフレームをオーダーした私は

このケージを入手したのは言うまでもありません。

正確には当時付き合っていた彼女が納車記念にプレゼントしてくれたんですけど

(残念ながらその彼女とはお別れしましたが、今でもケージは大事にしてるよ♪w)

 

私のフレームはサイズが490㎜で(昨今はこういう表記しないらしいですね)

前三角が小さいこともあり、ボトルケージは一つだけ付けていました。

自転車趣味に復帰した時に二つ付けるようになったのですが…

同じようなデザインのケージが見つからず、ミノウラのデュラケージで間に合わせていました。

ところがある時…偶然にもサイクリーで正体不明のケージということで安価で売られているのを発見、捕獲したことでまた使うようになりました。

このデザインがフレームにマッチしていて気に入っているのです。

ま、それだけなら「えへへ~いいでしょ~?」で終わりなのですが

このとき入手したチタニウムフレークは「線径が4mm」のATB用のものだったのです。

 

じつはこの「Elite Titanium Flake」には

線径3mmを使った「RACING」と線径4mmを使った「ATB」という

2種類の商品が売られていたのです。

「RACING」は文字通り軽さを追求した29gで最大重量が500g

ATB」は軽さと悪路使用を想定した仕様で重量は48g、最大重量は900gまで

ATBってあたりに時代を感じますなぁ。

f:id:taudragonhappy:20170108155003j:plain左がRACING 右がATB

 

で、ATBをツールボトル用に使うことで実用的には何ら問題ないのですが

やはりねぇ…2つ同じがいいよねぇ?(苦笑)ということで

こつこつ「チタニウムフレーク」を探すようになったわけです。

 

結果から言うと…今回NOSの品物を入手できたことでこうなりました!

f:id:taudragonhappy:20170108154847j:plain
チタニウムフレーク レーシング」3つそろった~~!!w

 

勘の良い方は思いましたね?「あれ?ATBは?」と…もちろん持ってます。

つまり今は「RACING」が3つと「ATB」を1つ、全部で4つもってます(笑)

自分でも思いますよ「バカだなぁ…」と。

 

今回の記事はネット上に思いのほか少ない(その位あっという間に市場から消えた)

エリートの一発屋的ボトルケージ「ELITE TITANIUM FLAKE」の資料として

少しばかり残しておこうと書き留めました。

 

今後は「ATB」をもう一つ見つけたいなあ…

 

追記:
手持ちの自転車関連画像を見直していたら「RACING」と「ATB

それぞれ新品時の画像があったのであげときます。

どちらもネットで拾ったものですが…オレンジがRACING、グリーンがATB
重量が記載されているので分かるかな。

f:id:taudragonhappy:20080314162958j:plain

f:id:taudragonhappy:20170109002615j:plain

正月ボケ

元旦にちょろちょろーっと乗った際に

なんとなく違和感を感じつつも気づかずにいたのですが

公園で写真を撮るべくカメラを構えたところで気づきました。
「あ、シート下がってるじゃん…(苦笑)」

画像を見るともろに下がっています。

f:id:taudragonhappy:20170101112120j:plain

f:id:taudragonhappy:20151206160920j:plain

3㎝位は下がっているでしょうか…汗

たしかに漕いでるときに使ってる足の感じが変わっていて

それはしばらく乗っていなかったせいかなと思ってたし

サドルが回ってしまうようなことは無かったので

あまり深く考えていませんでした。

かっこわる…。

そういえば前回いじっていた時に、サドルクランプのボルトを交換したっけ…

よもやトルク不足か? ははは、ちょっと足らない感じでした(苦笑)

トルクレンチで増し締めして終了。さすがにこれで大丈夫だべ。

 

直すついでに、もう一度股下計測してあれこれ数字を入れて

サドルの高さを出し直しました。これは後で乗ってみてからの雰囲気で

適度に調整といったところでしょう。

計算は昔ながらの股下寸法に係数かけて、クランク長やペダルのスタックハイト寸法などを考慮して出す感じです。

ま、ここから乗ってみて補正するところが重要なので

あくまで基準出しの作業に過ぎないのですが…

見た目にも影響する大事なところでもあります(苦笑)

 

見た目重視で少しでもシートポストを高くすべく

あえてスタックハイトの高いビンディングを選択するなんてことも

競技でなければお好み次第だとは思います。

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