とっても竜な気分 ♪ 野望の銀輪!

30年超の相棒チタンロード TiG Titania OZ-R011と愉快な仲間で目指す次なる野望は?!

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Road to RADAC Act.3

じつはこういう地味な作業が好きです。

 

去年の暮れに曲がりをチェックしたレイダックのフロントフォーク
リペイントのために古い塗膜を剥離しました。

ホムセンでも入手可能なペイント剥離剤は少々頼りないのですが
ざっくりと大まかに旧塗膜を取り除いたあと
ワイヤーブラシなどを駆使してただひたすら金属の地を出します。
こういう時クロモリのラグ付きは楽しいんですよね~
楽しすぎて途中の画像撮るの忘れてましたが…

すっかりフルヌードになりました。

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ロウ付けのところってワイヤーかけてると光ってきて
ついつい隅っこまでごしごししちゃいます。
その気になれば外して作り直したりもできるから
ラグを使ったロウ付けの昔ながらのフレームってすごいですよね。
同じ金属フレームでもティグ付けのフレームだとそうはいきませんので。

 

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ブリヂストンの部品なので刻印が入っています。

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フォークエンドには泥除け用のダボが。
元々持っていたレイダックでは晩年リペイント時に削り取ってしまいましたが
今回はそのまま使えるように残します。
フェンダーも付けられるしキャリアも付きます。
オプションで純正キャリアとフェンダーがあったんですよねぇ…

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今考えると本当に応用の幅があるロードレーサーでした。
これが5万円台で買えたんだよなぁ(遠い目)

無事むき終ったのでエンドの修正を軽くやってから
ペイントの準備をしようと思います。

新年初失敗

手抜きしたいがためにやろうとしていることを
さらに手抜きの方法でやろうとしていて
ほぼ結果が見えているのに「あわよくば」と思ってしまう
そんなおバカちゃん2018。

「シートポストの共通化」と銘打っての手抜き工事ですが
下ごしらえに48時間以上使い、2度の失敗をし
満を持して3度目の正直で作業をしていました。

わずか2㎜足らずの寸法を3時間半かけて手作業で切削…
目標値まであとわずか0.2㎜まで到達した3時間40分目に

「パキン!」
という小さな音とともにすべてが水泡に帰しました(笑)

 

そもそもシートポストを共通化して手を抜くことにどんだけ労力使うのよ?
その労力を突っ込むのに、なぜそこで既製品の流用とか手を抜くのよ?
見る人が見れば「それ割れんじゃね?」って分かる話じゃん?
それでもやっちゃうのが「男の子」ってことで(笑)

いや~久々に萌えた~ 楽しかった~
仕事だったら青ざめてることろだけど遊びだからね~(笑)
ずっと休まずリーマーかけ続けたから腕パンパンですよ。

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破断後に無事摘出したシートポストシムの成れの果て

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参考にはならないけど一応書いておくと…
シムを固定するために最初に使ったロックタイト648は
回転方向の衝撃にはやっぱり弱くて
最初に切削かけた時に刃がエッジにちょっと引っかかった時の
キン!って衝撃で剥離してしまいあえなく失敗。

シムにはダメージ無かったので、再度シートチューブ内を養生しなおして
エポキシ系の接着剤を使ってやり直した。
デブコンとか金属に使えて肉盛りとか穴あけとかできるタイプのもので
金属の粒子が細かいJBウェルドを使った。
最近はいろんな種類の金属系エポキシがあるけど
JBウェルドは結構あちこちに置いているしアマゾンでも買えるし
大ぶりのパッケージで使い切らないうちに劣化されるより
小ぶりで手頃な値段で容易に入手できて実績もあるところでのチョイス。

さすが思った以上にいい仕事っぷりのJBウェルド。
思惑通りに事が進めばよかったが…
最後は3時間半も削り続けて疲れてきたところの
気のゆるみがとどめを刺してしまった。

あの時刃の送りをもう少し控えめにしておけば行けたかもなぁ。

ちなみに、もしきちんと成功させようとしたら
まずシムは割りを入れる前の円筒の状態で
既定の寸法まで旋盤で作ってフレームに入れてから
割りを入れれば問題ないはず。
肉薄のシム作るのは旋盤ならいくらでもやりようがあるので
成功させたいなら初めからそうすればよかっただけ。

仕事じゃないし
リーマーでどこまでできるかやってみたかったっていうのもあるし
結果フレームは無事なのでOKでしょ(笑)

残念なのは、この作業のせいですっかり疲れて
自転車日和だった今日、寝過ごしてしまって乗れなかったことかな。

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