自転車の寸法調整うんぬん
単なる備忘録です。
ステムの高さ調整に伴う突き出し量の変化… なんていう書き方すると賢そうですが
ま、要は斜めに上がったり下がったりすれば、当然突き出し量が前後に動くわけで
それが大体どのくらいかってことが数字で分かっていれば、こっから先はステム交換必要
とか、なんとなく見えてくるから妥協点も見つけやすいし、無駄な作業しなくて済みます。
私のフレームはヘッドの角度が72.15度と「おおむね72度」なので
その角度で上下した場合の数値がおおむね分かれば
「まーこんなもんか」という調整ができるわけです。
「10mmで3.1mm弱」前後しますので、30mm以上高さを変えたら
ステムの長さを変えないと、遠くなったり近くなったりするよ~てな感じです。
ま、普通に三角関数とかで計算すればいい話ですし
数字をあれこれするのはあまり好きではないので
私の場合はCADでざっくりした図を描いて、視覚的に「こんな感じかぁ?」てな
具合でやっています。ま、その方が性に合ってるというか…
たぶんこれは仕事の上でのクセみたいなもんです。
自転車にはいろんなパーツがあって
あっちこっちサイズを決める必要なものがたくさんあって
しかもそのほとんどが人間の体にまつわるところなので
めんどくさいといえば面倒なんですが
考え方を変えてしまえばさほど悩まなくてもいいかと思ってます。
なにせ、日々変化していて落ち着かない「体」に合わせるんですから
ここがそうだ! なんて数字はないに等しい。
振り幅が大きいから、それに対応できる調整範囲で、その都度対応するしかない。
なんだかすごく細かい計算式や数値出してミリ単位で~なんてのも否定しませんが
結局ものすごいアバウトな目安の数字を出せるって話で
振り幅に関しては「人間の感覚」頼りが結論になってしまいます。
あっちがいてーとかこっちが苦しいとか…。
出先でそういうことに対応できるように
各部の調整がどのようにどれだけ動くのかということはしっかり把握しておいて
状況に応じて調整して対応できれば、計算で出てきた数字など気にしない方が
幸せってもんだと思います。
何事もどこに重きを置くかってことが大事。
それが分かった上で「バカ」やってもいいんです。
「どっちが大事?」って考えて大事な方を優先すればいいのです。
他人に迷惑にならない範囲で!
あれだけ集めにくい癖のあるチタンボトルケージを集めておきながら
結局実用にミノウラのデュラケージ(チタン)を格安で買ってしまうあたり
僕もダメでおバカな人だという自覚は持っています。
よくできてるよね、ミノウラのデュラケージw
丈夫で軽くてお安いもんね♪ デザインも手堅いし。