とっても竜な気分 ♪野望の銀輪!

29年来の相棒チタンロード TiG Titania OZ-R011を駆る物好きの次なる野望は?!

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続 続 サドルのはなし

けしてネタで引っ張ってるわけじゃないんですよ?

暑さから逃げるため脱出ポッドに搭乗されたおネコ様

初代Fliteで乗ったら、良さを再確認したのでこっちにしよ~っと思って

やっては見たものの、そもそもの方向性から言うとそれは違わねーか?って

ほぼ同じ年代の2台のTitania を並べて…
R011は現代化を施した「ネオクラシック」なモディファイを施し
R012Sは良き90年代の雰囲気を感じるような形に仕上げていって
並べたら楽しくね?って話だったはず。

いかんいかん、つい乗ることの方にムキになってしまった…

そもそも2台あって「自分のお気に入り!」ってやってたら
同じになって当たり前じゃん。
「テーマ」。テーマって大事!
R011は「現代化」っていうちゃんとしたお題があるじゃないか!
もう迷わない!ビバ令和!

というわけでR011のサドルを現行のFliteに戻しました。


戻したのは良いとして、この二つを比較するとやはり…


決定的な違いがこれ。

それぞれ同じくらいの力で押してますが
パッドのボリュームが違うのです。

サドル自体は両方ともベースがしなやかにたわんで、けして固くはないのです。
そのしなやかなベースの上に乗っているパッドの厚みが違うことで
性格の違いが出ているように思います。

 

この違いって、昨今のサドルを見てると共通しているように思えるのですが
昔と違って今はレーパンのパッドがとーーーーっても良くなって高機能になっているので、役割分担が昔と変わったのではないかと私は解釈しています。
クルマに置き換えると、以前は車全体で乗り心地を出していたものを
クルマ全体の動きからくる乗り心地はシャーシ側に味付けし
人が直に肌で(尻で)感じる乗り心地はシートで味付けしているような

うーん伝わるかなぁ…

ドライバーへのシャーシ側からのインフォメーションを伝える役割がシートなので
そのシートの質感で、同じ凸凹道でもドライバーの感じ方が違うんです。

今のサドルは、今のカーボンフレームのようなものから路面状況などを的確に感じるために作っているだろうから、出来るだけ細かく伝わる様にパッドが薄いのだと思います。
お尻が痛いって方は高機能レーパンのパッドに任せれば
十人十色のヒップにジャストフィットしますからね。
当然の流れです。

 

でー

私の場合、新しいFliteだとお尻の骨のところだけしびれが出てくるので
骨が出っ張る分だけ受け止める寛容さがあれば乗り心地には不満はないのです。
たしかに初代Fliteの「どんな服で乗ってもいつも変わらぬ感触♪」はないですが
この座り心地は「20世紀に置いてきたぜ!」ってことで
21世紀の乗り心地を追及するのです!(笑)


乗るにあたり毎度毎度レーパン履くわけではないので
痛かったり、痛くなかったりみたいなのは嫌です。
そこでサドルにパッドを追加することにしました!
最近こういう加工してなかったなー、昔はよくやった。
さっそくこんな材料を買ってきました!

こいつを加工して追加パッドを作ります。
5㎜か10㎜か悩みましたが「チョイ足し」で様子みるので5㎜をチョイス。


マステを貼りこんで―

 

パッドの位置と形をデザインして―

 

サドルからはがしたマステを型に

パッドをざっくり切り出してー

 

角に丸み付けたりしてー

 

出来たパッドの台紙を裏返して、反対側の分も作ります。

 

ハサミで大まかに切り出し

 

こういう角を

サンドペーパーで滑らかにしていく!

 

こうして完成!!

角を丸く取ったのは剥がれ防止のつもりだったのですが
ちょっとかわいい感じになっちゃったな…ま、いいか。

軽く乗ってみた感じは悪くないので満足満足。
長めに乗ってみた時にどうなるのかと、あとは耐久性ですかね…不安は。


現代化とか言いつつも、やってることが昔の手法だな…と
最後に気づいたのは内緒だ!(笑)

続 サドルのはなし(追記あり)

毎日暑いですね~

流石に昼間はいじる気にもなれないので
涼しくなった夜中にゴソゴソといじっております。

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セライタリアのFlite 現行バージョン

先般の記事で交換しちゃる!とのたまっていたのでさっそく実行。

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現行Flite Ti と 元祖Flite の変わり種Evolution2

破損品を密かにレストアし、来るべき日に備えていた秘蔵っ子を出してきました。
ただ、レストアに関しては実験的なものだったので正直使い物になるかは
何とも言えません。たぶん大丈夫かと思うんですが、座ってみないことには分かりません。だいぶ減量しましたので挑戦してみようという気になりました。

交換してみた感じはすごくよかったのですが
念のためわざと荷重かけたり、乗ってる時の感じで多少乱暴に扱ってみたところ…見事に壊れてしまいレストア待ちグループに逆戻りです(笑)

※見事な破壊っぷりに悲しすぎるので画像は無し。

悔しいけど~


これ、FRPの扱い方の練習台として直してみたものだったので
正直完成度には自信ありませんでした。
その予想通りに…「ばき!」っと逝ってしまわれましたので
壊れ方を再検証の上また直したいと思います。
フレーム直すよりはハードル低い良い練習台です。

CFRPを使ったモディファイを考えていますので
その為にも上手になっておきたいところ…。

肝心のサドルの方はR012Sに付けていた元祖Flite Titanium(R011製作時に購入したもの)を元通りに取り付けました。

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このサドルはR011を製作した時に新品で買って付けたものですので
さすがにヤレは否めませんが…本当に「名作」です。

Evolution シリーズも 1、2、3と続くのですが
Evolution 1 が 平織のカーボン製
Evolution 2 が 綾織のカーボンケブラ―製
Evolution 3 が 綾織のカーボン製に残念な装飾少々

とまぁ、セライタリアによくある「だんだん(いろんな意味で)おかしくなる」
進化を踏んでいきます。

Flite Titanium シリーズも初代のモデルからの派生で様々なものが生まれ
でも基本がしっかりしてたので最初は良かったのですが
基本モデルを無視して謎な進化をはじめてしまい
途中だいぶ迷子になりましたが…
今は基本形のFliteを元にまた派生モデルが生まれるという
初代と似たような状況になっています。

復刻版で今もある「初代Flite」も記念限定モデルなどがいくつも発表され
今でも好みで選んだりできる楽しみがあるサドルでもあります。
当時としてはシューっとした新しいデザインのサドルでしたが
今となっては古臭い感じにはなってしまいます。
でも本当に良いサドルなので、出来るだけ長く続けていってほしいなと
遠い島国のおじさんが、イタリアの地に思いを馳せるのでした。

「最初は真面目なんだけど、後半ワイン呑み呑みやってやがるなイタ公めが!」(笑)

(以下追記)

乗るの優先でR011に初代Fliteを投入したわけですが
サドルの無くなったR012Sに現行Fliteを一先ず付けたとして…
完成形のR011とR012Sを二台並べて写真撮る」のは
どうすんのさ?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・滝汗
えーその点についてはー関係各所と調整の上で前向きに検討のうえ対策を講じてまいる所存で~汗
新たなサドルの購入も視野に入れ次のネタにしたいと…苦笑

さてどうしたものか(遠い目)

 

そうそう、サドル変えたついでにポジション若干いじったので
ステムの位置を10㎜上げました。



ステムの調整代を約30㎜とってあるのですが
高さ5㎜の変更で大体3㎜位前後します。
今回10㎜上げましたので6㎜弱ハンドルが全体的に近くなったので
上げ気味にセットしていたハンドルの角度(横から見た時)を前に寝かせて
ブラケットの位置を少しだけ下げました。
元々下げて、ブラケットを起こしていたわけですが
上半身が疲れてくるとどうもブラケットに寄りかかってしまうことが多く
親指の付け根にしびれが出てくるので、その対策です。
本当はコラムもうちょっとカットしたい所ですが…今は見た目より実用重視で。

バンジーでショック

先日の自転車通勤の際にサドルバッグのバンジーコードが劣化していて
うっかり伸ばしてしまいました。

 

いわゆる「丸ゴムヒモ」なんですが
バッグなどについてる少しおしゃれな奴は「バンジーコード」なんて言って
カラーや種類も豊富なのに対して、ほぼ同じ機能でもあくまで道具の部品として地味に存在する「ショックコード」なんて呼び方もあります。テントポールの中身とかですね、よく見るのは。

たしかキャンプ道具の中に予備のショックコードがあった気がしたけど…
普通に白いコードだから、サドルバッグに使うとちょっとカッコ悪いかな。
色変えとかもしてみたい気もするので、近所でなにか手に入ればやってみようかな~位に考えていたのです。

仕事を途中で抜け出していく用事があって、今風で言う「ムサコ」に行ったときに
ついでのついでで「無印良品」にもちょっと寄り道。
目当てのモノはすぐに手に入ったのですが、レジ待ちでぼーっと眺めてたら
隣がモンベルショップだという事に気づいて、さらに寄り道。

 

ありました。
アマゾンよりもさらにお安いGoodprice!
ま、たくさんいらないので一先ず2m購入です。

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たぶん1mもあれば十分なんだけども
こういった材料は基本2倍量買うことにしている。
失敗もあるし、あまり少ないと無くしてしまうしw

 

コードの交換自体は難しい話ではなく

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劣化で伸びてしまった古いコードを切って取り除き

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新しいコードを同じようにフックに通して

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適当な長さで切った端を熱でほつれ止めする

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元から付いていたエンドキャップを分解

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ストッパーと共に新しいコードに組付

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端はこんな風にエンドキャップに収まる

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少しきついけどこのままぐ!っと押し込む

 

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無事完成♪

 

この手のコードはどうやら年に1度は交換した方が良いみたいなので
色変えとかは次回やってみようかなと思っています。
余ったコードでループを追加してみました。
フック付きのネットとか使えば荷物追加できそうだな…なんて思いつきです。

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