何事も失敗を恐れていてはできません。
カーボン物の補修の練習がてら直したセライタリアの「Flite Evolution2」
補修した後に再度削って軽量化して、元の重量近くまで追い込んでみました。
これで実用範囲に入ってくればかなりうれしいのですが…
公称99gということですが、補修後120g位になっていました。
裏の補修部分をリューターで削って110g位まで軽量化して
思い切って荷重かけてみましたが…「パキッ」っていっちゃいました泣
元々が公称99gというものですが、軽いのが良ければ中華製の安くて
そこそこ使えそうなものがお気楽な金額で入手できるので
わざわざ直してまで使う必要はないのですが…
今時の不可思議な形をしたサドルよりも
こういうクラシカルなラインのほうがかっこよく見えるのです。
今度は補強の柱を一つ作ってから直してみます。
ちなみにこのサドル…
カーボンケブラーをうまく利用して
今時だと穴が開いてたりする部分が薄皮一枚で向こうが透けそうなくらい薄くできていて
指で押して分かるくらいに柔軟に作られていました。
軽量化と実用性を追い込んだ結果として耐久性があまりなく
割れたり折れたりしてしまうのです。
でもこういう割り切って振り切った製品を作りこめるのがすごいなと思います。