2月ですね…(遠い目)
どうも たうです。
みなさん「サイコン」って何を使われていますか?
その昔は「使ってるか、使ってないか。」と聞いた時代もありましたが
今は一先ず付けておく方が大半だと思います。
私が初めて使ったのは初めてのロードレーサーであるレイダックにオプションとして設定されていた「レイダック サイクロコンピューター」でした。
サイクルではなくてサイク”ロ”コンピューターです。
(画像は借りものです)
有線のマグネットセンサーでスピードと時間が見られるくらいの
今でも売ってる一番安価なものとほとんど一緒ですね。大きさ全然違うけどw
中身はキャットアイのOEMでした。
で、たしかおぼろげな記憶をたどると…
レイダックでロードレース出るようになってからキャットアイのCC-CD100 。
スピードとケイデンスが表示できる有線の奴でした。
時代は有線全盛の時でしたが、無線式も少なからずありました。
ただそれなりに高価でしたしセンサーのバッテリーが特殊な12V電池だったりとかいろいろ面倒な代物でした。
が!やはりカッコいいのでOZ-R011を作った時に当時最新だった
「VETTA」のワイヤレスサイコンにしました。C300だったかな?
「最新カッコいい!」はみんな通る道ですね!!w
しばらくの休眠期間を経て、復帰して付けたのがVDOのX2DW。
普段仕事で関わることの多いVDO社だってだけで特別何かあったわけではないですが
ワイヤレスでスピードとケイデンスも測れるのがリーズナブルだったので。
と、ここまでは”性能”とか”デザイン”で選んでいましたが
じわじわとアイツが忍び寄ってきていたのですよ…
それは「ブルべに出たい!」と思い始めたある日…
本やネットで「ブルべとはなんぞや?」みたいなものを読み漁り
サイコンでしっかり距離を見る必要がある事を知った私は「現実」を
突きつけられることになるのです。
それまで主に見ていたのはケイデンスと速度で
走ってる最中に距離を見ようなんて考えたこともなかったので
気づくことがなかったのですが…
走りながらだと見えづらいのです…あれ?なんで?疲れ目?!
フォントが小さい方を走りながら見ようとすると…チラ見じゃ見えんのです。
そう・・・老眼です。
たしかに元々遠視気味で視力検査は常に2.0を維持してましたから
本や新聞読むときに「遠ざける」ことは自然とやっていました
だから不自由はありませんでしたし問題も当然ありませんでした。
ですがついに…
腕の長さでは不十分なほどに進行した現実と対峙しなければならなくなったのです。
ここからのサイコン探しは「走りながら見える大きさ」が選ぶ基準になりました。
文字が大きく、ケイデンスも確認でき、区間距離の計測が用意…
世はGPSサイコンが登場しGARMIN EDGE500が業界を席巻しておりました
そんな中選んだのは「POLAR CS500+CAD」でした。
文字も大きく 走行中の操作も容易で気に入っていました。
巷ではオドメーターのリセットは不可能と言われていましたが…
いじりにいじり倒して
ついには完全リセット方法を発見することに成功するまでに…
ただこいつには致命的な弱点があって…
センサーのバッテリー交換が出来ないのです。”ほぼ”使い捨て。
「ほぼ」なのはチート技で「殻割」して強引にバッテリー交換をする方法があって
上手にやると複数回交換可能ではあるのだけど…
最後のバッテリー交換も行い、本体、センサーも廃盤となったことから退役が確定
サブ機として導入したCC-PA100Wもメイン機としては機能が足りず…
(文字大きい、バックライト付、安心の猫目、ケイデンス出ない…泣)
いろいろ悩んだ末に実験導入した自身初のGPSサイコンが
当時一部で話題だった激安GPSサイコン「XOSS G」でした。
文字は大きいし、バックライトも明るいし、バッテリーも十分だし
やや正確性には欠けるものの…走行ログとかも取れるようになって
GPSサイコンの楽しさを知った次第。
この辺からいろいろGPSサイコンを物色するようになりました。
そんな矢先に丁稚先の修行仲間から譲り受けたのが「Bryton Rider410」。
まーこいつが優秀優秀!
文字大きくできる!好みの表示にできる!バッテリーもちすぎ!!操作感抜群!
ちょっと湿気が籠りやすかったり、高温がちょっと苦手っぽいけど。
気に入り過ぎてうっかりもう一台手に入れてしまったくらいに気に入りましたw
そんな中でずっとメイン機候補に挙がっていたこの子をお迎えしたのです。
じつはずっと気になってたのです。
Rider410に縁が無かったらたぶんお迎え確実なくらいに。
「LEZYNE MEGA XL GPS」
Rider410と比較すると…
日中屋外での視認性の良い液晶
GPS受信感度、レスポンスの速さと確実性
縦・横、好みの向きに表示できる
ナビゲーション機能搭載
というところがMEGA XLの特徴…なんだけど
画像見てお分かりいただけるかと思うのですが
最大文字フォントが小さく…バックライトが暗い。
バックライトがRider410位明るければこのフォントサイズでも認識できるのですが
文字もこれ以上大きくできず、バックライトもこれが目一杯です。
ま、これでも使い慣れれば…と思いながら試していたのですが
最終的に「操作ボタンが重すぎる」のが決定打に…。
私の場合ブルべで走っている最中、区間距離を都度都度計って走るようにしています。
その際にボタン操作が必要になるわけですが、走りながらだと片手でピ!と軽く押せるのがありがたいわけです。
POLAR CS500、CC-PA100wは本体をクリック操作でしたし
XOSS GもRider410もボタンは軽く押すだけでしたし…
それに対してMEGA XL はかなりぐぃ!っといけないボタンでして
付属のマウントだと本体が動いてしまうこともあって
ゴムバンドでは無くてクランプ式のマウントとかでがっちり固定してしまえば改善できそうな気もしたのです… もうレックマウントとか買っちまうかなぁ…とか。
でもね
もろもろの予算考えると
Rider410にeTrex足してあげられるんですよねぇ…
あと個人的に機能全部を集約することにリスクを感じるタイプなので
計器走行に必要な機材とナビゲーションは別の方が大きなメリット感じます。
さらにタイミング良くBrytonから最新の「S500」が発表され
Brytonの使い勝手にタッチパネル、カラー液晶、OSM内蔵のナビなのに
価格はリーズナブルと文句なし。マウント部分も交換式になっていて長く愛用しても良さそうな仕様になっています。
www.fukaya-nagoya.co.jp
とまぁ、強敵が現れてしまったので
あえなくMEGA XL ちゃんはお嫁に出されてしまいました。
幸せになるんだよ…(遠い目)