不死鳥計画 その4.5
パソコンいじりが大好きな人なら分かりますね?
PentiumのCPUに積み替えた自作PCに「Intel inside」とか「Pentium MMX」なんてラベルを誇らしげに貼り付けましたね?
「WIndows95」を剥がして「Windows98」とか貼りましたね?
98剥がして「XP」貼ったんでもいいんですよ?
ホンダ車にVTECinsideも許しましょう。
酒Powerも Baby in Car もこの際いいでしょう。
日本の風習とも言えるかもしれません。
「〇〇なんだぜ~!」という自己主張の象徴がラベルとかエンブレムです。
自転車だとヘッドマークがエンブレムだとすると
オーダー車やセミオーダー、高級フレームに貼られた
コロンバスとかタンゲとかのシール見てワクワクしたものです。
ティグのフレームには
そのオリジナリティを象徴すると言えるラベルが貼られています。
Ultra Tension Titanium 75
ティグのチタンフレームが単なるチタンフレームでないのは
このオリジナルチタンあってこそだと。(勝手に思っている)
それを示すのがこのラベルなわけで
これがないと「あーチタンだね~」なんてなってしまう
実に地味な特徴だったするわけです。
ま、実際コロンバスのチューブだって番号分からなきゃ
中がどうなってるなんてさっぱりわかりませんし。
(音とか軽さとか凹ませたときに分かるかな…w)
で!!
その地味に大事な自己主張のラベルですが
今回のフレーム修理において剥がされることは分かり切っていたので
「実家に修理に出してあるから安心だわ~」といい加減な扱いをしてました。
クラックチェックの染色の時もそのまま…
ステッカーの隙間から染色液が染み出してます…
すべてはそう…
「修理した時に新しいやつもらおうっと(^^♪」
そんな具合に軽く考えていたのです……
まさにアフターザフェスティバル!!!
修理から帰ってきたフレームは「無印良品」状態でした。
フレームを磨くつもりでいたので全く疑問に感じませんでした。
フレームの検品が終わったら、お礼かたがた電話するつもりでいたので
言い忘れてたけど、その時に言えばいいか~ と。
※会話内容は適当です。実際はもっとちゃんとしてますよ!
たう:「今回は大変お世話になりました~ ギブミーステッカー♪」
ティグ様:「あ… ないんです、あれ。UTT75 以外はあるんですが」
たう:「まじっすか??!!」
ま、ちょっと考えればありえない話ではありません。
20年以上前のフレームにも貼られていたラベルです。
大手メーカーのように大量に必要になるわけもありません。
私も仕事でこういうステッカーなどを作ることがありますので分かるのですが
あれこれデザイン替えたりするところよりも
変えずに使い続けるところに必要な手間のかかったものほど
「追加で作るにはそれなりの理由が必要」だったりするのです。
1枚や2枚じゃ作れないんです。
使いきれるか分からないのに1000枚単位で注文とかできません。
多く刷れば多く刷るほど単価は下がりますが在庫が増えます。
まさにトワイライトゾーンにはまった感じです。
一つ幸いなのは…
こういうラベルというかブランドロゴとかに対して意外にティグさんは
「フランク」な印象があることでしょうか。
「Titania」のロゴもいろんなバージョンがありますが
「UTT75」のラベルもいくつかバリエーションがあります。
画像はR012。ロゴはR011もこれでした。優しい印象のデザインでした。
少し男っぽく、未来感のあるデザインも…
これが現在のデザイン。今風にかっこよくなりました。個人的に好みです。
U.T.T.75のラベルもこんな感じで…
これはWebに掲載されてるデザイン。
↑のデザインの色違いをラベルにしたもの。タンゲのラベルっぽくてかっこいい!
これはショーに展示されたOZ-R クラシックラインかな?
これはこれでかっこいい。
あぁ…変なスイッチ入ったかも(笑)
R011に貼ってあるラベルを人柱にして複製するという手も…(もやもや)
追記:あちこちから画像を拾い集めてきたので、まずかったらそっと教えてくださいませ♪