セライタリア Flite Titanium のはなし
先日消火した(はず)の「サドル変えたい熱」が再燃しました。
やはり良いものは良い。
もちろん、先日やったパッド追加加工に不満があるわけではありません。
痛みが出る部分については解消しているのです。
ただし「座り心地」は別。
気分が変わる度にサドルを付け外すのが大変面倒なので
やはりもう一つ「Flite」が欲しい…というのが再燃の原因。
セライタリアのFliteは、もちろん現行のシリーズもありますが
元祖Flite Titaniumのシリーズは今でも復刻モデルや限定モデルがいくつも発売されていたりします。
今も売られ続けてるサドルってある意味すごいですよね。
ま、その位傑作中の傑作と言って良いものです。
地味ですけどね。今となっては…w
発売当時、様々な派生モデルが登場し
オリジナルのカラーの物も合わせるといったいどれだけのモデルがあるのか
まったく把握しきれません。
分かった気でいると、オークションに見たこともないカラーのFliteが出てきたりして、もうやばやばです。
Flite コレクターじゃなくて良かった!(涙目)
Fliteの歴史の中には「なんでこうなった?」という意味不明な暗黒黒歴史もあったりしますが…
Flite史研究家ではないのでここでは割愛。
大事なのは「使い心地」なのです!今も昔も。
Fliteが登場してすぐ
「こいつを使うにはちょっと癖がある」と話題になりました。
なぜそうなったかは分かりませんが…
今発売されているものと、当時のものには大きな違いがあります。
分かりますか?
そう「レール」です。
レールの高さが復刻版になって「改善」されているのです(笑)
こいつが登場してすぐに
「ヤグラが当たって入らねーよ!」って言われて
シートポストの変更を余儀なくされた人が少なからずいたのです。
昨今のデザインのシートポストではほぼそんな事件は無いと思いますが
90年代のシートポストってね… 分かる人は分かるかと思います。
私はそれを回避するために、出来る限りヤグラが低いシートポストを探して
発売されたばかりのこいつに行きついたのですから。
それでも、サドルのスペースはほとんど無くて
サドルバッグも取付に悩んだ覚えがあります。
復刻版ではそうしたエキセントリックな部分を「改善」してきたということなのでしょう。
レールを見てると…「現行の使いまわしだよね?」とも思えますが(笑)
ともかく「復刻版Flite」を使えば
過去に悩んだような「ヤグラが~」とか「サドルバッグが~」とか
今はあまり見ない「交換用のタイヤが~」なんてことは考えなくてよさそうです。
えぇ、良さそうですね。
横から見たシルエットが許せれば…ですが。
ま、許せなくても道はあります。
手作りで作っていた時代の物ですから方法はあるのです。
その為にも、やはり一つ手に入れておくか…(遠い目)